さぁ寄ってらっしゃい!見てらっしゃい!運をつかむ場所だにゃん
鼠小僧次郎吉は、大名屋敷を狙って10年も繰り返し盗みを行った犯罪者。しかし奪った財宝を貧しい人達に施したとも言われ、大衆からたいへん人気があった人物。 その『鼠小僧次郎吉の墓』を参拝すれば、金運に恵まれ病気だって治っちゃうというので、ご利益にあやかりに行ってきた。
当サイトの福猫「きゃろ」の一言
ズバリ勝負運をゲットしたい人は必見にゃ!
ちなみにネズミは捕まえる自信あるにゃん!
鼠小僧次郎吉は「悪名高い大名や商家から盗んだ金品を貧しい者に分け与えた」という伝説がある。この噂は鼠小僧次郎吉が世間を騒がせた当初から、捕まるまで9年もの長い間ささやかれていた。正義の味方としての評判が高まった鼠小僧次郎吉は、さらに数多くの小説や戯曲で語られ歌舞伎の演目も大盛況となった。そんな中、遂に捕まった
鼠小僧次郎吉には、市中引き回しの上で獄門という判決が下され、天保3年(1832)の8月19日に小塚原刑場にて処刑された。[獄門]の刑とは、街中を連れまわされた後に斬首。3日間さらし首にされたその亡骸は埋葬や弔いも許されないという刑なのだそうだ。しかし鼠小僧次郎吉は両国の回向院と南千住回向院(小塚原刑場の跡地)の2か所で供養されている。
両国の回向院にはどうして墓があるのだろうか?しかも設立されたのは大正15年12月15日。鼠小僧次郎吉が処刑されてから94年も経ったあとである。墓石の裏には、設立年月日と「永代供養料金五十円也、細川仁三」と刻まれている。その細川仁三なる人物、実は歌舞伎役者で歌舞伎・鼠小僧次郎吉の大ヒットのお礼として寄進したのではないかという説がある。
人気者が人気者を演じさらに人気を生み、その墓を建てた。
「福猫・きゃろ」の一言
にゃ、にゃんとツキがツキを呼んでそのツキで建ったにゃ!
この墓は相当強力なツキがあるスポットに間違いないにゃ!
江戸時代の博徒や盗賊の墓石を削り、それをお守りにして勝負事の必勝や人生の大勝負に勝つことを祈願する信仰は昔から行われている。この墓石を削りお守りとする事を『欠き石』と言い、鼠小僧次郎吉の墓の祈願もこの方法で行う。
1.墓石の一部を打ち砕く
2.砕いた石を集める
3.2を身につけてお守りにする
「福猫・きゃろ」の一言
にゃにぃぃぃ~!墓石を削るとかバチあたりなぁぁぁ!
でもご利益にあやかった先人たちも多いというからやり方に問題はないにゃ!
墓石の一部を打ち砕きそのかけらを財布や袂にいれておけば金運に恵まれる、病気が治るなどといわれている。
長年にわたり大名屋敷に忍び込んだ次郎吉にあやかり、希望校へスルリと入りたい祈願者が増えている。
鼠小僧次郎吉の墓は2か所あるが、今回は『欠き石』が出来る両国の回向院に向かう事にした。実際の墓石の前に小ぶりな墓石が設置されていて、その墓石で『欠き石』が行える。また、小ぶりな墓石を『お前立ち』という。
南千住回向院の鼠小僧次郎吉の墓は2004年頃まで墓石に金網が巻かれていた(欠き石防止対策)が、現在は外されている。
東京都墨田区両国二丁目8番10号
アクセス
JR総武線両国駅西口より徒歩3分
地下鉄大江戸線両国駅より徒歩10分
時間:9:00~16:30
料金:無料
鼠小僧次郎吉の墓に行くために、やって来ましたJR総武線両国駅西口。
頭の中で大相撲の♪デン・デデン・デン♪という太鼓の音を聞きながら改札を抜けるとここはパワーの町。どこを向いてもパワー!パワー!パワー!♪どん・ど・どどん♪パワースポット巡りの景気付けには持ってこいのルートというところ。国技館通りにある力士像でパワーを吸収しながら国道14号線に向かって真っすぐ進むと見えてきました回向院。待っててね控え目な私の運気。今からあげていくよ!OH!
やって来ました両国回向院。
正門をくぐって正面に見えるのが本堂(写真①)。本堂には寺事務所があって、そこで墓参の線香やお守りなどが購入できる(写真②)。線香は「お気持ちで」と声をかけられるので、気持ちの金額をお布施として。(こういう時、思いつく金額にほんのちょっと上乗せしてしまう、苦手なんだよなぁ…)お線香は燃えるのが早い気がするので、鼠小僧次郎吉の墓の場所を先に確認した方がいいかもしれない。もちろんお線香のお供えをする、しないは自由。
寺事務所をでて奥に進むと右手に塩地蔵がみえてくる(写真③)。その奥に鼠小僧次郎吉の墓がある(写真④)。
事前調査では「欠き石」入手が必須である。ここで入手する墓石の欠片にご利益があるらしいので確実に手に入れて掴める運はガッツリ掴んで帰りたい。
寺事務所で調達したお線香をお供え(景気よく燃えているから焦る)
この場所で合掌し祈願(お賽銭を入れる場合はこちらで)
墓石まで進む、奥が大正15年に設置された墓石で、手前が「お前立ち」再度合掌して祈願
「お前立ち」に置いてある小石の中から「欠き石」用の石を選ぶ
墓石前の「お前立ち」という小ぶりの墓石を”願いを込めながら”削る
「欠き石」といっても欠片ではなく削った粉を収集する感じ
収集した「欠き石(粉)」を寺事務所で買ったお守りにいれる
よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
両国回向院は明暦の大火いわゆる振袖火事の時に葬った万人塚が始まりだそうで、その他にも多くの供養塔がある。
「福猫・きゃろ」の一言
鼠小僧次郎吉の勝負運、開運パワー捕獲完了にゃん!
あとは願いをお守りに伝えるにゃ!思いっきりちゅ~にゅ~するにゃ!